手続き煩雑、トラブル続出…どうする?「墓じまい」

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 子どもがいない。いても嫁いでしまった。そんな事情で、先祖代々の墓を撤去する「墓じまい」する人が増えている。少子高齢化で、墓じまいする人は、この先、確実に増える。どうすればいいのか。

 千葉市にある「やすらか庵」は、墓の撤去から散骨までのサービスを行っている。代表を務める僧侶の清野勉氏が言う。
「11年前に事業を始めたときは散骨のみのサービスだったのですが、5年ほど前から、先祖の遺骨を散骨して、墓を閉じたいという要望が増え始めました。そんな要望にこたえるため、昨年10月から墓の撤去、取り出した遺骨の供養、散骨までを自前で行うサービスを始めたところ、30件以上の依頼がありました」

「墓じまい」は、墓地埋葬法の「改葬」にのっとって行う。「改葬」は、“墓の引っ越し”だが、制定された昭和23年には「墓じまい」の考え方がなかったため、「墓じまい」でも「改葬」という手続きを取る。

■モメがちな寺院との交渉は代行業者に依頼

「墓じまい」の“引っ越し先”としては、①跡継ぎがいない人のための永代供養墓や合祀墓②別の施設で遺骨を一時的に預かってもらってから散骨の2通りだ。いずれにしても、遺骨が埋葬された霊園や寺院がある自治体で、「改葬許可申請書」をもらい、霊園や寺院などの管理者から遺骨の「埋蔵証明」を取る。そして申請書に、“引っ越し先”の名称や住所などを記入し、改めて自治体に申請書を提出すると、「改葬許可証」が発行されるが…。

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