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後先考えず退職願…“アベノミクス転職”で失敗する人の敗因

 中年サラリーマンの再就職は間違いばかり――。こんなアンケート調査が明らかになった。

 人材サービス大手「エン・ジャパン」が転職コンサルタント147人に、35歳以上のサラリーマンが転職活動で失敗する段階について聞いたところ、最も多かった回答は「応募先企業の選定」の43%。以下「書類選考」(38%)、「面接・最終選考」(28%)だった。

 アベノミクスによって為替は円安に振れ、平均株価は上昇した。1倍未満だった有効求人倍率は2013年10月に1・03倍になり、今年7月は1・1倍と改善している。

「そのせいでサラリーマンが安易に転職活動に踏み出している。言うなれば“アベノミクス転職”です」と言うのは人事コンサルタントの菅野宏三氏だ。

「世の中が好景気であると錯覚し、待遇のいい会社に入れると勘違いしている人が少なくないのです。後先考えず、会社を辞めてしまう人もいる。その多くが中小企業や中堅企業から有名企業に入ろうとします。ところが大手企業には優秀な人材が殺到するのでなかなか採用されない。採用されても実力不足で退職に追い込まれる。これが『応募先企業の選定』の失敗です」

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