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点検は申告任せ…札幌・看板落下 事故責任は誰が負う?

「札幌かに本家札幌駅前本店」の看板が落下し、21歳の女性が重体になっている事故。看板の根元部分が腐食していたというから、人災の疑いが濃厚だ。落下物では10日に新宿・歌舞伎町の雑居ビルの外壁が剥がれ落ちる事故も起きている。

 気になるのは看板や外壁の点検だ。国土交通省によると、看板は屋外広告物条例や建築基準法の適用を受け、各自治体が管轄している。東京都では看板はビル所有者などが2年ごとに市区町村に申請を出し、許可をもらうことになっている。その際、「取り付け部分が変形、または腐食していないか」など6項目について点検し報告するが、あくまで自己申告にすぎない。

 外壁については、事故があった新宿区によると、建築基準法に基づいてビル所有者に対し、3年ごとに目視による点検、10年ごとに棒などで叩いて調べる“打検”を呼びかけているという。区による立ち入り検査はない。

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