白身魚のみぞれあんかけ(教える人:山西和文さん「銀座 朱雀」)
カラリと揚げた白身魚にアメ色の艶やかなあんが、なんともぜいたくな一皿。
「白身魚のみぞれ煮をあんかけ風にアレンジしました。みぞれあんはやや濃いめの味に仕上げているので、“ご飯がススムくん”ですね。丼にしてもおいしいですよ」(山西さん)
片栗粉でとろみをつけるひと手間が、普段のおかずをごちそうに変える秘訣だ。
しょうがの効いたみぞれあんは、タイのほか、サワラやサバ、タラなどの魚はもちろん、鶏肉や豚肉、揚げ出し豆腐やおそばにも合うスグレモノだ。
■材料(4人分)
白身魚(タイ)の切り身4切れ/塩適量/大根10センチ/しょうが1片/万能ねぎ適量/揚げ油適量/だし200ミリリットル/醤油、みりん、酒各50ミリリットル/片栗粉25グラム
■作り方
1.タイは食べやすい大きさにそぎ切りにし、軽く塩をして15分ほど置く。水気が出てくるのでキッチンペーパーなどで拭き取る。大根は皮をむいてすりおろし、ざるに入れて軽く汁をきる。しょうがもすりおろして軽く汁をきる。万能ねぎは小口切りにする。