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英大学で研究結果 長距離ランナーはなぜ「子宝」に恵まれる?

 マラソン男子は性欲が強くて頭がいい――。こんな研究結果が発表され、話題になっている。

 英ケンブリッジ大の研究チームがハーフマラソンを完走した経験のある男女542人を調査したところ、速く完走した男性ほど性欲が強くて精子の数が多いうえに、頭が良いことまで判明した。これは優秀な長距離ランナーの祖先が優秀な狩人であったためだという。

 実際、マラソン五輪選手だった瀬古利彦氏は4人の子宝に恵まれている。長距離を走れる男は生殖で有利なのか。医学博士で作家の左門新氏に解説してもらった。

「ネズミを使った実験では、エストロゲン関連受容体ガンマというタンパク質が多いほど血流が活発で、脂肪をエネルギーにかえる能力が高く、頭がいいことが分かっています。おそらく我々の祖先も遺伝的にこの物質が豊富な男子が持久力に富んで長距離を速く走れ、性欲も強かったのでしょう。ダーウィンのセックス進化論が示しているように、彼らは体が大きくて食べ物を取る能力が高いため、周囲に群がる女性も選び放題。そのため胸とお尻が大きな安産型の女性との交配が子々孫々に受け継がれたと考えられます。英国の上流階級の人たちが背が高く、学生時代に陸上競技をするのはそうした背景があるからです」

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