<第1回>平均月収20万円…保育士の待遇が悪すぎる“理不尽”

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「保育園落ちた日本死ね!!!」――匿名ブロガーの投稿で、保育所不足の深刻さが浮き彫りになった。待機児童は潜在人数を含めると300万人なんて推計もある。保育所が足りない大きな要因のひとつが保育士不足だ。2015年の保育士の有効求人倍率は、全国平均2.18。なり手がいないのは「待遇の悪さ」が原因だ。

 保育士の平均月収は約20万7000円とされ、全産業平均より9万円以上低い。昨年8月の厚労省の調査によると、〈保育士としての就業を希望しない理由〉のトップは〈賃金と希望が合わない〉だった。一方、〈就業を希望しない理由が解消した場合の保育士への就業希望〉については、〈希望する〉との回答が63%に上った。つまり、待遇さえ改善されれば保育士をやりたい人は多いのだ。

■全国に「滞在保育士」は約68万人

 全国で保育士の資格を持っていながら、働いていない「潜在保育士」は約68万人と推計されるから、単純計算で、約43万人が保育士の仕事に就く可能性がある。一体、なぜ保育士の待遇は悪いのか。

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