<第8回>「定員緩和」の落とし穴 保育園に“ブラック化”の恐れ

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「保育園落ちた」の匿名ブログがきっかけで、待機児童問題が炸裂。焦る安倍政権は、大急ぎで“対策”をまとめていて、認可保育所より小さい面積で設置が可能な「小規模保育所」の定員枠を緩和する方針だ。現状では19人と定められている定員を、二十数人まで増やすという。

 枠が広がれば待機児童の減少に一役買いそうだが、落とし穴がある。

 子供1人当たりの保育士の人数まで緩和されれば、保育の質の低下が危惧される。ただでさえ重労働の保育士の負担がさらに増え、場合によっては保育所の“ブラック化”を招く恐れもある。

「ブラック保育園被害者の会」の田中絵里緒会長はこう話す。

「園長の意識が低かったり、人手が不足していたりと、保育園が“ブラック化”する原因はさまざまです。言うことを聞かない子を床に正座させたまま放置したり、たたくなどの暴力を振るうケースも枚挙にいとまがありません」

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