路線価全国第2位に 「阪急うめだ本店前」急上昇のワケ

公開日:  更新日:

 先週、相続税などの算定基準になる16年の路線価が公表された。トップはやっぱり東京・銀座の文具店「鳩居堂」前。31年連続で、1平方メートル当たり3200万円でリーマン・ショック前を上回ったという。これに続く第2位はというと、大阪駅前の阪急うめだ本店前で15年の上昇率(10.1%)をさらに上回る22.1%の上昇になった。

 バブル期並みの上昇率だが、阪急うめだ本店前はなぜ急上昇しているのか。同百貨店は12年にリニューアルオープン。大阪一の繁華街というだけでなくイメージもアップ。同百貨店は「(土地を)お貸しして営業している立場で、路線価のことについては何とも……」(広報室)と歯切れが悪いが……。

 事情通がこう語る。

「うめだ本店前があるのは大阪駅周辺で、まだ再開発の途上でこれからさらに新しくなる。今回は大阪圏の上昇が顕著ですが、背景には外国人観光客の増加もある。要はここ2、3年の中国人らの爆買いの後押しもあるということでしょう」

 金融緩和でお金が土地に流れている。“うめだ”はその象徴ということだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    森友問題の反省ナシ…昭恵夫人が公然と野党批判の“妄言”

  2. 2

    第2の加計問題? “漁業潰し”仕掛人は規制改革のメンバー

  3. 3

    巨人マギーの報われない退団 「世代交代」とは遠い実情

  4. 4

    自画自賛が一転…“イッテQ疑惑”対応を誤った日テレの痛恨

  5. 5

    原爆Tシャツ、ナチス帽…「BTS」日本への“本格進出”は白紙

  6. 6

    呆れた安倍内閣 「徳」なし総理の下「徳」なし大臣集まる

  7. 7

    巨人のFA丸獲得は“天敵”広島対策 最強オプションの提示も

  8. 8

    巨人原監督“正捕手起用”の意向…炭谷のFA補強に西武OB警鐘

  9. 9

    原監督は明言も…巨人・岡本「来季三塁構想」の信ぴょう性

  10. 10

    日ハム吉田輝星の原点 「投球フォーム」に託した父の願い

もっと見る