スイカやカレー線香も 斜陽産業にあらがうカメヤマの挑戦

公開日: 更新日:

 聖徳太子の時代に初めて製造されたとされる「線香」の香りが、「スイカ」になってしまった。カメヤマローソクでお馴染みのカメヤマ(本社大阪市)が、「すいかミニ寸線香(パウダー入り)」(希望価格680円)を発売したのだ。

「本来は、香木の沈香や白檀を原料に使いますが、供養形式の多様化を考え、時代のニーズに合わせた結果の商品化です。故人がスイカ好きだったら喜ぶと思いますし、お盆の帰省の際のお墓参りで、お子さんにも楽しんでもらいたいですね」(同社広報担当者)

 スイカの香りは、生産量日本一を誇る山形県尾花沢市のスイカを丸ごと搾った本格派。同社ではスイカ型のロウソクも販売しているので、併せて使えば完全に夏気分だ。ただし、変わり種の線香の販売の背景には、業界のやむにやまれぬ事情もある。都市部への人口集中や核家族化の影響で、国内の線香販売高は273億円(14年)と長期低落傾向。白檀など香木の輸入価格も上昇の一途なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出演番組が不発…東山紀之が背負う“ジャニーズ幹部”の重圧

  2. 2

    激化する自民党「内部抗争」田畑“ゲス”議員の離党で火に油

  3. 3

    元カノ小川アナは結婚…櫻井翔“クソ甘えん坊”の険しい前途

  4. 4

    NHK“ポスト有働”和久田アナ 民放とは一線画す華ある本格派

  5. 5

    ジャニーズ事務所<2>アイドルも経営陣も世代交代の転換期

  6. 6

    賃金偽装 厚労省キーマン「官邸の圧力」否定は矛盾だらけ

  7. 7

    都Fが公明を突然裏切り…都議会与党ついに「分裂」の裏側

  8. 8

    栗山監督が上機嫌で 日ハム輝星「開幕3戦目先発」に現実味

  9. 9

    ジャニーズ事務所<1>スキを見せない「帝国」に生じた軋み

  10. 10

    「きっかけは私」島袋寛子が匂わせたSPEED解散“複雑理由”

もっと見る