ロンドン火災は死者17人 “外張り断熱工法”は日本も危険

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 英国ロンドンの24階建て高層マンション「グレンフェル・タワー」で14日に発生した大規模火災は死者17人、負傷者70人以上、少なくとも数十人が行方不明となる惨事となった。

 建物は1974年に建てられた低所得者向けの公営住宅。難を逃れた住民たちは火災報知機やスプリンクラーなど防火体制の不備を指摘しているが、ここまで被害が拡大したのは、大規模修繕工事が原因のようだ。昨年、マンションは1000万ポンド(約14億円)をかけて外壁を新しくしたばかり。外壁を伝って一瞬で火が燃え広がったことから、外壁に燃えやすい素材が使われた可能性が指摘されている。

「火災の映像を見る限り、日本でも広く知られている“外張り断熱工法”が外壁に施されたのではないかと思いました。外張り工法はウレタンなどの発泡プラスチック系素材を原料とする断熱材を外壁に張るだけなので、壁の内側に断熱材を詰めるよりも工期が短縮でき、コストも低く抑えられる。もちろん、防火対策で表面に不燃性の塗料でコーティングが施されていますが、原料自体に可燃性のポリスチレンなどが使われているため、いざ着火すると激しく燃焼します」(ある1級建築士)

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