田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

藤井四段の言葉遣いに注目「中学生が僥倖と言えるか」

公開日: 更新日:

 藤井聡太。今や多くの人たちが注目している14歳の中学生だ。昨年10月に14歳2カ月の最年少記録で四段に昇段し、将棋のプロ棋士になった。

 とにかく藤井の活躍によって将棋人気が高まっている。各地の将棋教室には子どもの参加者が激増。藤井が幼年時代に遊んだ木製パズルと入門者用の盤駒は注文が殺到し、入荷まで半年かかる状況だという。テレビ番組の藤井を特集したコーナーでも、棋士や関係者の出演と談話が相次いでいる。

 私がまず驚いたのは藤井の言葉遣い。藤井は終局後のインタビューで「ここまで勝ててこれたのは、望外というしかありません」と語った。その謙虚さと中学生とは思えぬ言葉の使い方は、私の中学生の頃では到底ありえない。藤井はそのインタビューで、望外に替えて僥倖とも語った。思いがけない幸運という意味では、将棋界と棋士も実際に恩恵を受けたといえよう。

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