フェラーリで速度違反の男がホームレス? 仏当局の調査でわかったドライバーの正体

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 昨年6月、フランス南部の高速道路を時速247キロで暴走していたフェラーリ・ポルトフィーノが警察に止められた。運転していた男を調べてみると、職業なし、資産なし、収入なしのホームレスだと申告していた。

 20万ユーロ(約3600万円)以上もする超高級外車に乗りながらホームレスってどういうことだ?

 当局が調査した結果、男と母親、兄、姉の4人は不動産・建設関連の事業で莫大な収入を得てぜいたく三昧の生活をしていたが、全員、男と同様の申告をして一切納税をしていなかった。

 さらに長年にわたり家族手当基金(CAF)から社会保障給付(生活保護に相当)を受給していたことも判明した。

 警察は今月9日、バール県とセーヌ・サン・ドニ県にある2カ所の家を同時に家宅捜索し、4人全員を逮捕。ガサ入れでは、高級車3台、17万ユーロ(約3100万円)相当のぜいたく品、60万ユーロ(約1億1000万円)相当の不動産などが押収され、社会保障給付の不正受給、マネーロンダリング、未申告労働などの罪で起訴された。

 裁判は今年10月に予定されているが、言葉を失うばかりの社会への寄生の実態に、真面目な納税者からは厳罰を望む声が上がっている。

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