4つの条件ピタリ…夏休みは「長野北部」の大地震に要注意

公開日: 更新日:

 長野北部の中でも信濃大町~新潟県糸魚川市にかけての場所は、糸魚川―静岡構造線と呼ばれる大きな断層がある。ユーラシアプレート上にあるが、東の太平洋プレート、南のフィリピン海プレートから常に圧を受けている。14年には長野県北部でM6・7の地震が起こっている。

 大地震が起きうる地形でありながら、昨年の11月以降地震は起きていなかった。ところが、5月19日以降、連続して地震が発生している(条件①)。

5月19日「M2・4、M2・6」
5月24日「M1・6」
5月27日「M2・5、M1・9、M3・9、M2・8、M2、M3・1、M2・4」
5月30日「M2・4」
6月 2日「M2・2」

 さらに不気味なことに、6月2日以降、地震がピタリと止まっている。現在が条件②の“静穏な時期”とも考えられる。今後、条件③のM2・5―M4クラスの地震が起きたら要注意だ。その半日から3日後にM5以上の大地震が起きる可能性があるからだ(条件④)。

 条件③の“直前地震”の目安は連続地震の約60日後だから、夏休み真っ盛りの7月19日~8月2日あたり。備えあれば憂いナシだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の三振激減がドジャース打者陣の意識も変える…史上初ワールドシリーズ連覇の好材料に

  2. 2

    国民民主党から問題議員が続出する根源…かつての維新をしのぐ“不祥事のデパート”に

  3. 3

    党勢拡大の参政党「スタッフ募集」に高い壁…供給源のはずの自民落選議員秘書も「やりたくない」と避けるワケ

  4. 4

    「ロケ中、お尻ナデナデは当たり前」…「アメトーーク!」の過去回で明かされたセクハラの現場

  5. 5

    注目の投手3人…健大高崎158km石垣、山梨学院194cm菰田陽生、沖縄尚学・末吉良丞の“ガチ評価”は?

  1. 6

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  2. 7

    コカ・コーラ自販機事業に立ちはだかる前途多難…巨額減損処理で赤字転落

  3. 8

    巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か

  4. 9

    高市早苗氏の“戦意”を打ち砕く…多くの国民からの「石破辞めるな」と自民党内にそびえる「3つの壁」

  5. 10

    「U18代表に選ぶべきか、否か」…甲子園大会の裏で最後までモメた“あの投手”の処遇