専門家が指摘 タブレット学習で“伸びる能力”“衰える能力”

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 子供がガラケーからスマホに切り替えるのは、中学入学が最初のステップで、その次が高校だ。内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、スマホに限った利用率は、小学生は27%だが、中学生は51.7%、高校生94.8%と年齢が上がるにつれて増えていく。子供の周辺のIT化は避けられないだろう。

 ベビーカーを押すママは電車内で子供が騒がないようにスマホを渡し、子供は動画観賞。小学生で手にするケータイはキッズ用でも、家では親のスマホやタブレットをさらりと使いこなす。「漢字アプリで書き取りするから、そんなに悪いことではない」といった親の意見は確かにそうだろう。

 座間で被害に遭ったようなSNSの悪影響はともかく、スマホやタブレットの学習はどれほどの効果があるのか。大阪産業大客員教授の八幡義雄氏(初等教育)が言う。

「計算問題や漢字の書き取りなど繰り返し練習するという点では、学習効果があります。しかし、タブレットで練習する生徒は往々にして筆圧が弱い。ところが、鉛筆を持つ力加減が分からず、教室では、特にシャープペンシルの芯をポキポキとよく折るのです。生活の中では、たとえば親世代が縁日で楽しんだような型抜きみたいな作業はできません」

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