自転車スマホで重過失致死 女子大生はなぜ「書類送検」か

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 左手にスマホ、右手に飲料カップ、左耳にイヤホン――昨年12月、電動アシスト自転車の“ながら運転”で歩行中の女性(77)に衝突し、死亡させた川崎市麻生区の大学2年の女子学生(20)が先週15日、重過失致死容疑で神奈川県警に「書類送検」された。

 が、釈然としない。女子大生は事故時、スマホをポケットにしまおうとして前方を見ていなかったという。“ほとんど故意に近い過失”があったことは明らかで、これが自動車運転の過失致死なら逮捕され、実名報道されることもあるのに、女子大生は書類送検。これには、ネット上でも疑問の声が飛び交っている。

 弁護士の山口宏氏がこう言う。

「自転車事故では、自動車運転過失致死傷罪が適用できないため、重過失致死傷罪に問われます。5年以下の懲役もしくは禁錮、または50万円以下の罰金です。ただ、自転車でも数十キロのスピードが出るため、状況によっては自動車並みの凶器となる。交通マナーを破った上での事故は、悪質性が高いといえます」

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