平田静子さん<4>「もう誰も愛さない」の原作本が大ヒット

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 出向して7年後、42歳のときに書籍編集長を命ぜられる。フジに入社以来、初めて就いた役職だった。

「編集に携わった経験があるわけでもなく、本を作った経験も知識も全くなかったので、最初はお断りしました。私にはできないです、と。しかし社長から『君は編集長ってどう思っているの? ゼロから作るプロデューサーになるつもりでやってみたらどうだ』と言われて、引き受けてみることにしたんです」

 とはいえ編集者としての経験はなく、あるのは肩書だけ。それが新たな一歩だった。

「固定観念を取り除き、自分の強みを生かせる書籍は何かを考えました。それで生まれたのが、吉田栄作さん、田中美奈子さん、山口智子さんが出演したドラマ『もう誰も愛さない』の原作本です。“ジェットコースタードラマ”といわれ、一度見逃すとストーリーが分からなくなるような展開の早い作品でした。原作本があればいいな、と思ってプロデューサーに聞くと“ない”とのこと。それで脚本を小説化して売り出したら、40万部のヒットとなったんです」

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