橋本テツヤ
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橋本テツヤ

ジャーナリスト、コラムニスト、メンタルケア心理士、肥満予防健康管理士。著書多数。近著に「昭和ヒット曲全147曲の真実」(KADOKAWA)がある。全国各地で講演活動も精力的に展開中。

「年寄と仏壇は置き場がない」と「年寄は家の宝」の違い

公開日:

 コンビニやスーパーなどのレジに、客の推定年齢を入力する「客層ボタン」なるものがあるのをご存じだろうか。新型レジを導入した店では廃止したようだが、旧式レジの店にはまだある。さりげなくレジを観察すると、男女別に12歳以下、19歳以下、29歳以下、49歳以下、50歳以上のボタンが配列してある。

 さて、僕にはどのボタンを押すのか。興味津々で店員の指先をじっと見た。なんと49歳以下を押したではないか。僕は若く見られるほうだが、49歳以下はないだろうと苦笑しながらも内心うれしくなり、家族にそのことを自慢げに話すと、「店員が適当に押しただけだよ」と素っ気ない。「若く見られてよかったね」の言葉を期待したのだが、冷たい反応に気分を害した。

 この話を70歳の知人に話すと「反応があっただけ幸せですよ」と言う。「僕の家なんかねぇ」と家庭内のことを話し始めた。8歳と12歳の孫がいる6人家族だという。楽しいはずの一家だんらんの時間に会話もなく、8歳の孫は老妻とテレビに夢中。12歳の孫と息子夫婦はスマホやパソコンでゲームをやり、飽きてくるとメールのチェックを始めるというのだ。一つ屋根の下で暮らしながら各自バラバラの生活に、まるで独居老人だと嘆いた。

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