開業しか選択肢なく…倒産急増の歯科医院が抱えるジレンマ

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 歯科医院の倒産が急増していることが分かった。東京商工リサーチの調査によると、2017年度の歯科医院の倒産件数は20件と、前年度の11件から2倍になっている。20件台となったのは、23年ぶりだ。

 さらに廃業も、65件(15年)→168件(16年)→144件(17年)と、この2年間激増している。

「倒産増加の大きな原因は、競合の激化です。歯科医院は開業する時、機材をリースにすることが多いため、自己資金が少なくて済み、新規参入をしやすいのが特徴です。そのため、患者数が見込めるオフィス街や駅前に歯科医院が次々に誕生しています。しかも、人口が減っているのに、歯科医師の数は減っていない。この10年、国家試験の合格者は2000人前後で変わっていません。やめる歯科医師も少ない。そのうえ、ここにきて歯科衛生士や事務スタッフの人件費が上がり、歯科医院の経営を圧迫しています」(東京商工リサーチ情報本部・平岩久明氏)

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