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旅客機内で発作…糖尿病患者を救ったインド工科大生の機転

 インド人の男子学生が旅客機内で人命を救助し、冷静な判断に賞賛の声が上がっている。

 インド紙ヒンダスタン・タイムズ(11日付電子版)によると、この学生はインド工科大(IIT)カーンプル校のカルティケーヤ・マンガラムさん(21)。今年2月、スイスでの留学を終え、ジュネーブからモスクワ経由でインドのニューデリーに向かう旅客機に乗っていた際、2列後ろの席にトーマスさん(30)というオランダ人男性が座っていた。

 トーマスさんは膵臓のβ細胞が壊れ、インスリンを全く分泌できない1型糖尿病患者で、インスリンを注射などで“定期的”に補給しないと命に関わる。ところが、トーマスさんは、モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港でセキュリティーチェックを受けた際、インスリンの注射器をその場に忘れてきたのだ。

 幸いなことに、インスリンのカートリッジは持っていた。機内には、同じく糖尿病患者である医師が搭乗していて、ペン型のインスリン注入器具を持っていた。が、トーマスさんのインスリン・カートリッジが小さすぎて使用できず……。

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