危機管理のプロが指摘 日本大学の記者会見はなぜ失敗した

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 読売出身の勝股秀通教授の担当は「企業広報論」。まさしく今回の騒動のど真ん中の学問であり、雇用主である日大の窮地に日頃の知見をいかんなく発揮してもらいたかったものだが、まったく機能しなかった。こういうことを昔の人は、机上の学問……と呼んで忌み嫌ったものだ。

■事前の戦略が8割

 もちろん、広報部職員も、上層部が怖いのか、田んぼのカカシ状態だ。今回の異様な対応をプロの広報コンサルタントはどう見ているのか。「日本リスクマネジャー&コンサルタント協会」の石川慶子理事がこう言う。

「記者会見は事前の戦略が8割で、日大広報部はやるべきことをやっていませんでした。23日の会見は開始1時間前にメディアを呼び出したことでも分かるように、明らかに準備不足。本来ならば、学生選手が会見を行う前のタイミングで会見を開くべきでした。また、開始1時間半を過ぎたころに質疑を打ち切ろうとした司会役の職員も、感情的な打ち切りで報道陣の反発を招いた。危機管理対応を勉強しているとは思えず、メディア対応のプロとは言えません」

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