印象操作? 「ウナギ2.7トン廃棄」に踊らされてはいけない

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 もったいない話と思うだろう。2.7トンものウナギが廃棄されているという。これから夏の土用にかけて、ウナギが最も売れる時季だけに見逃せないデータだ。調査したのは、環境保護団体グリーンピースジャパンで、イオンやイトーヨーカ堂、ダイエーなど小売り大手18社にニホンウナギを廃棄したかについてアンケート。16社が回答し、そのうち5社が廃棄した量を答え、その合計は2.73トンに上ったという。

 ウナギといえば夏の風物詩で、絶滅危惧種に指定されている。今回の調査結果を受けて、ネット上には「けしからん」といったコメントが相次いでいるが、果たしてそうか。水産ジャーナリストの西潟正人氏が言う。

「廃棄した量を足し算するとものすごい量に思えますが、ウナギはもちろん、水産物はほとんど廃棄しません。流通業者は薄利多売ですから、廃棄する量が多いと、経営に響く。環境保護団体の発表だけに、調査結果は印象操作に思えます」

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