杉村太蔵さん<4>株も為替も債券も何の興味もなかったが…

公開日: 更新日:

 ビル管理の派遣社員から外資系証券会社の契約社員に。仕事も一変し、給料も上がったが……。

「1カ月更新の契約社員でしたから、契約更新日が近づくたびにビクビクしてました。冗談じゃないんです。雑用係とはいえ正社員のアナリストたちに、“使える男だ”と、思ってもらわないとクビを切られかねない。ない知恵を絞りましたよ。

 たとえば、“ボールペン持ってきて”と指示されたとき、どうします? 黒色を1本持っていく? それじゃダメ。私は黒、赤、青の3色を準備して、さらにメモ用紙も持っていった。デスクの蛍光灯が切れたときは、蛍光灯を替えて、かさの部分のホコリも拭く。“ついでにキレイにしときました”と言って引き揚げる。外資系では、“ボクはアナタのために何かしてるんだ”とアピールすることは大事だと思ってました」

 一種の自己アピール作戦か。気配りには抜かりはなく、契約は更新され続けた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    これぞ教育!帽子を脱がない校則違反の男子生徒に校長は…

  2. 2

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  3. 3

    小室哲哉カネと女で晩節汚し…推定資産1000億円からの転落

  4. 4

    落合監督の「虫けらノック」で井端、荒木、森野は成長した

  5. 5

    小池知事「4都県 2週間延長」巡り3知事を“騙し討ち”の姑息

  6. 6

    落合監督は首脳陣と選手の食事会場を分け酒の差し入れも

  7. 7

    久美子氏が「従業員持株会」に宛てた“圧力”メールの中身

  8. 8

    久美子氏は社員に警告「勝久会長への協力は就業規則違反」

  9. 9

    浮上する緊急宣言「3.21全国拡大」変異株感染が各地で続々

  10. 10

    「オレ流」落合監督の入閣打診 早すぎる前々年12月だった

もっと見る