音楽事務所社長が次々に繰り出した“くだらない言い訳”

公開日:  更新日:

 本連載で未払いトラブルを取材する中で目立つのが、未払いをする側の見苦しさだ。まるで子供のような言い訳で逃げる業者に、「せめて誠意ある言葉で説明してくれれば」と被害に遭ったフリーランスたちは嘆く。

 今回も呆れた言い訳オンパレードの案件を紹介しよう。被害者は、レコーディングエンジニアのUさん。2年前に支払われるはずだったギャラがいまだに支払われていない。

「インディーズのミュージシャン・IさんのCDを制作するということで、Iさんが所属する事務所の社長兼プロデューサーのHさんから仕事が来ました。この事務所にはIさんとH社長の2人しかおらず実質個人事務所のようなものですが、H社長は大手音楽会社の元社員という肩書。さらに以前も仕事を受けたことのある会社だったので信頼できるだろうと思っていました」

 Uさんいわく、音楽業界では未払いや一方的なギャラの減額などは当たり前のように横行しているという。これまでにUさんも被害に遭ってきたが、今回の相手は1回目の仕事できちんと支払ったため、安心して引き受けたのだ。スタジオを予約して収録したものを編集し、工場でプレスしてCDは完成した。ところが、支払予定日だった2年前の6月末、振り込みはなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    偽装離婚で資産隠し 羽賀研二を“金の亡者”に変えた原点

  2. 2

    「給料は我慢したのに」と戦力外通告の選手に言われて…

  3. 3

    次女コウキのデビュー遠因か…父・木村拓哉が漏らした本音

  4. 4

    劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

  5. 5

    毎勤不正「組織的関与なし」幕引き図る監察委のデタラメ

  6. 6

    日テレ料理番組終了で…速水もこみち“レギュラーゼロ”危機

  7. 7

    「笑点」歴代司会者で一番やりづらかったのは前田武彦さん

  8. 8

    愛娘の元彼・羽賀を“希代のワル”と見抜いた梅宮辰夫の慧眼

  9. 9

    冷静と興奮…狂気さえ感じさせる菅田将暉の名演技に脱帽

  10. 10

    憲法改正国民投票CMに待った「通販生活」意見広告の趣旨は

もっと見る