奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

大阪府出身のノンフィクション作家。2006年、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に「ねじれた絆」「魂でもいいから、そばにいて」などがある。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)も。

おいしい「一番茶」は毒まみれ…高濃度で農薬検出の衝撃

公開日:

 日本の農家が大量に農薬を使っても問題にならなかった背景には、農薬の残留基準値があまりにもゆるすぎることにある。

 たとえばお茶だが、農水省のホームページには、お茶の栽培に使われる農薬は、実に200種類以上も掲載されている。

 その中には、たとえば台湾、アメリカ、オーストラリアなどでは検出されたら輸入できない「不検出」で、EUは0.02ppm(㎎/㎏)以下なのに、日本の基準値が40ppmと2000倍もゆるいものもある。シラフルオフェンという農薬など、EUでは0.01ppmなのに、日本は80ppmと、なんと8000倍もゆるいのだ。

 それにこの農薬、コメだと約260分の1の0.3ppmで、大豆は800分の1の0.1ppmだ。お茶の葉は洗って飲むわけではないのだから、むしろ米や大豆よりも低くしなければいけないと思うのだが、なぜか数百倍も多いのである。

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