【ウナギのワサビのせ~海苔で巻いて~】ワサビが決め手
「これがウチの名物」と大将が出してくれたのは、なんとウナギ。昌冨ずしでは、お客さんの好みに合わせて酒のツマミを出してくれる。大将に“お任せ”で頼むツマミはユニークだがうまいと評判で、それを楽しみで来る客も多く、寿司を食べる前に腹がふくれてしまうこともあるほどだ。
関西風に焼いたウナギは香ばしくて食欲をそそる。ひとくち大に切った身の横には大盛りのワサビ。それに短冊の海苔が添えられている。ウナギにワサビをたっぷりとのせて、海苔で巻いて食べるのが“昌冨ずし流”だ。
「この食べ方はウチでしかやってないからね。家庭で食べるなら、スーパーでタレ付きのウナギを買ってきて、ラップをしてレンジでチン。その後、ラップの上から重たいお皿などを置いてウナギを平べったくすると軟らかくなります。そのあと、タレを塗って、さんしょうを振ってください」