震源特定できない原因 首都圏も危ない“隠れ活断層”の脅威

公開日: 更新日:

 最大震度7の強烈な北海道胆振東部地震の震源は、いまだに特定されていない。地震調査委員会は、発生現場近くの「石狩低地東縁断層帯」ではないと言ったきり。6月の大阪府北部地震(最大震度6弱)も、周辺の有馬―高槻断層帯や生駒断層帯が動いた証拠はなく、震源の特定は迷宮入りの様相だ。どうやら、2つの大きな直下型地震は、名前も付けられていない“隠れ活断層”の仕業であることが濃厚だ。 政府の地震調査研究推進本部の用語解説では「我が国の陸域には約2000の活断層があるとされています」とある。立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)がこう言う。

「『約2000の活断層』は、発見できた数に過ぎません。これらは一部が表土に露出していたり、埋まっていても容易に確認できた断層です。このほかに、確認できていない断層が少なくとも数万個以上はあると考えられています。さらに、活発なプレートの動きが日本列島を刺激して、新たな断層も生まれています。われわれは地上にいる限り、地下の活断層をほとんど把握していないと認識すべきです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    交際報道めぐり発覚「平祐奈vs橋本環奈」熾烈な争いと因縁

  2. 2

    竹内涼真は東出級の反感も…コロナ禍に同棲女優追い出し報

  3. 3

    鉄腕DASHに登場 元TOKIO山口復帰と長男デビューの同時計画

  4. 4

    浪費はないはずなのに…定年後の1年で200万円が消えたナゼ

  5. 5

    オスマン・サンコンさん 第3夫人通い婚にボランティア活動

  6. 6

    安藤裕氏 コロナ禍こそ平成の経済対策に終止符を打つべき

  7. 7

    大原則 政治家も宗教家も「政教分離」意味を知らないのか

  8. 8

    石田純一は沖縄で女性と会食…東尾理子激怒で三くだり半か

  9. 9

    安倍政権批判封じ“SNS規制”完全裏目 ネット世論が返り討ち

  10. 10

    東京湾では48時間に地震7回も…アプリで助かる率を上げる

もっと見る