偽造免許証に保険金殺人…フィリピンが犯罪拠点になるワケ

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 外国人観光客によるレンタカー事故が急増している。沖縄県内では2014~16年の3年間で約3倍増というが、背景には国際免許証の偽造があるらしい。

「日本では運転できない中国人観光客が、中国語サイトで売買されている偽のフィリピンの国際免許証を手に入れるケースが目立ちます」(捜査事情通)

 フィリピンでは国際免許証のほかに、パスポートや、国内向けにも一般免許証や国家資格証、学生証などが偽造され、出回っているという。しかも偽造に限らず、あらゆる国際犯罪の拠点になっているというから、物騒だ。「海外暮らし最強ナビ アジア編」(辰巳出版)の著者で、ライターの室橋裕和氏が言う。

「(86年まで20年続いた)マルコス政権下で汚職がはびこり、その中には官僚や警察官もいました。この頃から治安が悪化。かつて米国の植民地だったこともあり、アジアでは珍しい銃社会で、ライセンスさえ取れば一般市民も銃を持てます。ドラッグも蔓延していて、元締が警察だったりする。現在のドゥテルテ大統領になってからは、治安は回復し始めましたが、麻薬の撲滅を掲げて取り締まると、国会議員や大臣経験者があぶり出される状態です」

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