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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

賭け将棋の真剣師と師範の勝負に子供ながら緊張感を覚えた

公開日: 更新日:
(田丸昇さん提供)

 1964(昭和39)年2月。将棋に夢中になっていた私(当時13)は、中学校からの帰り道に、民家の1階にある将棋道場をガラス越しによくのぞいた。

 私は当時、東京の荒川区南千住に住んでいて、歩いて数分の都電荒川線・三ノ輪橋の電停の近くにその道場があった。

 道場は12… 

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