牧野伊三夫
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牧野伊三夫画家

1964年生まれ。画家。美術同人誌「四月と十月」同人。著書に「かぼちゃを塩で煮る」(幻冬舎)、「僕は、太陽をのむ」(港の人)ほか。北九州市情報誌「雲のうえ」、飛騨産業広報誌「飛騨」編集委員。

年に1度のぜいたく旅で訪れた「軽井沢」の歴史あるホテル

公開日: 更新日:

 毎月貯金をして、年に1度、結婚記念日の前後に妻と旅行をすることにしている。この旅行では、普段使うことのないちょっとぜいたくな宿に泊まるのを楽しみにしていて、今年は、明治時代にそれまで宿場町だった軽井沢を、避暑地に生まれ変わらせたという歴史あるホテルに泊まってきた。

 新幹線を降りてホームに立つと、春の遅い山の町では、まだスキーをしている人が見えた。駅の売店で、おぎのやの玄米弁当を見つけ、車を借りて近くの湖畔で真っ白に雪をかぶった浅間山を眺めやりながら食べることにした。「峠の釜めし」で有名なおぎのやのこの弁当を、ずっと食べてみたかったのだ。

 泊まったホテルは、期待通りの懐かしい時代を感じさせる宿で、ホテルマンたちもとても感じが良い。

 メインダイニングで夕食にフランス料理のコースを食べ、最後にデザートをもらったときのこと。

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