元マトリ高濱良次さん<2>早朝の2階窓からガサ入れに突入

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 時は大阪万博。大阪の街並みもいざなぎ景気の余韻に酔いしれていた。

 ところが、高濱さんは大阪市役所職員を1年で退職。地元の製薬会社でアルバイトをしていた。

「大阪の街は景気が良くて、道行く人たちも華やいで見えた。7月にふらりと大学に遊びに行ったら、就職掲示板に『麻薬取締官募集』の張り紙があったのです。そこで本来は現役学生でないから資格がないのですが、面接を受けに行ったら、あっけなく思うほど即、採用になった。というのも、昔は麻薬取締官なんか誰もやりたがらなかったのです。給与面でも見劣りし、民間が年間100万円くらいボーナスが出た時に、私らは夏冬にそれぞれ10万円程度。今は『警察24時』みたいなテレビ番組があって、それを見た学生が大勢試験を受けに来ますが、当時はそんなものでしたよ」

 最初に配属されたのが近畿地区の部署だ。

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