天気予報の「激しい雨」と「猛烈な雨」はどれだけ違うのか
この時季、天気予報で時折、耳にする言葉に、「激しい雨」や「猛烈な雨」がある。多くの人がテレビやラジオで聞いたことがあるはずだ。これは、簡単に言えば、1時間に降る“雨の降り方の強さ”を表す天気用語。その基準は決まっており、具体的にはこうだ。
■強い雨…20ミリ以上~30ミリ未満。いわゆるドシャ降りの雨のこと。
■激しい雨…30ミリ以上~50ミリ未満。バケツをひっくり返したような、とも表現する。
■非常に激しい雨…50ミリ以上~80ミリ未満。滝のように降る。傘など役に立たない、とんでもない雨だと思っていい。
■猛烈な雨…80ミリ以上。恐怖を感じる。現実にはほとんど経験がないような大雨。
出社前、朝メシを食べながら天気予報を聞くサラリーマンは少なくない。そのとき、万が一、「非常に激しい雨」とか「猛烈な雨」のフレーズを聞いたら、その方面への外出は控えた方が無難だ。