近藤サトさん<4>女子アナになりきれず“声の表現者”目指す

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 フジテレビ時代のメインの仕事は「ニュース読み」だったが、キャスターの道に進むことはなかった。1998年9月に退社後はフリーに転身している。

「声の表現者になりたかったんです。報道の現場で学んだことはたくさんありますが、バラエティー番組のナレーションにもやりがいを感じていましたし、単純に面白かった。ジャーナリストよりは職人を目指したんですね」

 近藤さんが在籍した当時、フジテレビは全盛期だった。女子アナももてはやされていた時代だ。96年には、ドラマ「木曜の怪談」にも出演した。

「『楽しくなければテレビじゃない!』のスタンスでしたから、楽しませてもらいました。ただ、さすがに報道からクレームが来ましたね。『ニュースを読む人間が、虚構をやると信憑性がなくなる』と……。この頃のフジテレビアナウンサーって女性の憧れる職業の王道じゃないですか。華やかだし、ちやほやされました。でも、仕事は体当たりでした。大韓航空機撃墜事件を検証するためにロシア取材に行った時も、2週間お風呂に入れませんでした。取材先のサハリンの国境警備隊の軍用地の周辺は辺境の地ですから、蛇口からは水も出ないし、トイレも流せない。私だからOKと思われたのか、思い描いていた女子アナ像と違いましたね」

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