米山隆一
著者のコラム一覧
米山隆一前新潟県知事・医師・弁護士

1967年、新潟県生まれ。東大医学部卒業。97年司法試験合格。医師として働くとともに、2011年から弁護士として活動。16年10月~18年4月、新潟県知事。現在は弁護士法人おおたか総合法律事務所の代表弁護士を務める。

【Q】認知症が進行中の親の遺言書 どこまで有効でしょうか

公開日: 更新日:

【A】重度でも認められるケースはある

 前新潟県知事、医師、弁護士の米山隆一です。私も齢51、父母は80に近づき、ボケや介護などが頭をよぎるようになりました。医療、法律、行政の知識・経験を生かして読者のみなさんと一緒に「老親」に対する悩みを考えていきたいと思います。

 さて、初回は「認知症と遺言」です。認知症の患者さんは増加傾向にあり、2050年には高齢者の認知症有病率は、現在の15%から25%程度まで増えるとされています。

 そこで、認知症にかかった人の遺書はどこまで有効なのか。切実な問題になってくるのです。民法第963条は「遺言者は、遺言をする時においてその能力を有しなければならない」と定めます。これは「遺言が有効となるには、遺言を書いた者が遺言を書くときに、遺言を書く能力(遺言の内容を理解し、それを文書にする能力)を持っていなければならない」という、当たり前のことを言っているのですが、この規定から「認知症の患者さんは遺言能力を有するか?」が問われることになります。

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