多田文明
著者のコラム一覧
多田文明詐欺・悪徳商法ジャーナリスト

1965年、北海道生まれ。詐欺・悪徳商法ジャーナリスト。近著に「最新の手口から紐解く 詐欺師の『罠』の見抜き方 悪党に騙されない40の心得」(スマートブックス)がある。

夏休み中が危険 未成年を勧誘する詐欺集団から子供を守る

公開日: 更新日:

 詐欺組織が未成年者を雇うケースが増えてきている。

 数年前も高齢者から騙し取ったキャッシュカードでATMから現金を引き出した「出し子」の容疑者として、警察が防犯カメラの映像を公開したところ、中学2年の女子が出頭してきた。

 本来、未成年者は少年法で守られており、映像などは公開できないことになっている。警察は「20代と考えた」と説明するが、少女の写真はすでにネット上で拡散しており、映像公開に有識者らから非難が殺到したものだ。このように、警察も想定していないほど詐欺集団のメンバーが低年齢化しているのだ。

 詐欺・悪徳商法ジャーナリストの多田文明氏がこう説明する。

「詐欺組織は『公開捜査』による逮捕リスクを減らす意味合いを含め、意図的に未成年者を使っている節があります。未成年者は社会的な常識が希薄なため、罪の意識が薄く、命令にも反論しないので指示に従わせやすい。また、脅しも効きやすく、繰り返しの犯行をさせやすいのです。未成年者自身も『お小遣いが欲しい』と思っているので勧誘しやすい。70代の男性宅に甥を名乗って電話をかけ、100万円を騙し取ったとして逮捕された少年2人は、『彼女とのデート費用や旅行代が欲しかった』と供述しています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ガッキーを追い込んだのは錦戸か 明るみになるゲスな過去

  2. 2

    愛犬が天国に行けるよう頼んだ手紙に…神さまから返事が!

  3. 3

    橋下徹元大阪市長の発言が物議 身近に潜む“差別治水”の闇

  4. 4

    本田翼は“残念な女優”なのに…視聴率は稼げる意外なワケ

  5. 5

    2000万円の退職金が半分以下に減ってしまい家計が苦しい

  6. 6

    「ママがキスをせず出かけた!」2歳児の抗議が可愛すぎる

  7. 7

    ぐずる赤ん坊と警察官…ほのぼの写真が全米に拡散したワケ

  8. 8

    逆流下水は糞尿混じり…武蔵小杉タワマン台風19号被害ルポ

  9. 9

    生田斗真も結婚近い? 交際4年・清野菜名の舞台を2度観劇

  10. 10

    石田ゆり子&渡辺美奈代 50歳で評価「天と地の差」のナゼ

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る