来年から5Gサービス開始 NTTドコモ×ソフトバンクGの給与は
次世代通信「5G」の商用サービスが来年にも始まります。また今年10月には新たに楽天モバイルにも電波が割り当てられ、携帯の第4キャリアーとして参入します。
5Gになれば車や家電とスマホがつながります。
今回の損得は「NTTドコモ」と「ソフトバンクグループ(G)」の社員待遇を比較してみます。
ドコモはNTTグループの会社です。1991年にエヌ・ティ・ティ・移動通信企画として設立。98年に東証1部に上場しました。6月には、料金を4割下げた新プランを始めました。
対するソフトバンクGは、携帯電話のソフトバンクやヤフーなどを傘下に置く会社です。昨年12月にソフトバンクが東証1部に上場しました。プロ野球チームの「福岡ソフトバンクホークス」の親会社でもあります。
前期の売上高はドコモが4兆8408億円、ソフトバンクGが9兆6022億円(ソフトバンクは3兆7463億円)でした。有価証券報告書によると、社員の平均年収はドコモが872万円、その親会社のNTT本体社員の平均が911万円ですので、ほぼ変わりません。一方、ソフトバンクGは1253万円で、ソフトバンク社員の733万円とは差があります。携帯事業会社での比較ではドコモが上回ります。