河合雅司さん<5>「出生数36万人激減」に目を奪われた

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 30代は政治の中枢で政局を見てきた。それを過ぎて記者生活の後半になると、政策が取材テーマになった。厚労省の記者クラブに異動し、現在のテーマである少子高齢化の人口問題に携わったのがきっかけだ。

「厚労省担当になったのは、小泉改革の最後の頃で、毎年のように年金、医療、介護と制度改革がありました。社会福祉がクローズアップされて、世間も注目した。社会福祉なんて、野党に得点を稼がせるための“道具”のように扱われていましたが、外交と並ぶ日本の重大課題になってきたんだと実感しました」

 それからは社会福祉に関する統計資料を読み込み、勉強する日々を過ごした。そんな中、ある数字に目を奪われた。

「1949(昭和24)年と50(昭和25)年の1年間で、出生数が激減していることに気づいたのです。なぜか一度に36万人減っていた。49年はいわゆる団塊世代のピーク。それまでは増減があっても1万人程度しか違わなかったので、この数字に驚かされて興味を持ちました。結局、社会保障の問題は人口問題なんだと分かったのです」

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