オリビアが競売にかけた映画「グリース」衣装…涙の後日談
今年11月2日、人気歌手のオリビア・ニュートン・ジョン(71)が、自身のがん研究施設の資金集めなどのため、ミュージカル映画「グリース」(1978年)で着用した黒いレザーの上下など500点以上をオークションにかけた。
「グリース」でオリビアが演じたサンディーの黒ジャケットはなんと24万2200ドル(約2650万円)で落札された、と報じられたが、この話には泣かせる後日談がついていた。
米テレビ局CNBC(12月11日付電子版)などによると、落札者の匿名希望の男性は、なんとこのジャケットをオリビアにプレゼントしたという。
その時の様子は、オークションを主催した競売会社ジュリエンズ・オークションズによって撮影され、フェイスブックで公開された。
男性はピンクの箱に納められたジャケットを渡す際に、手にしたメモを読み上げながらオリビアにこう告げた。
「このジャケットの所有者はあなたと、あなたを愛する人々の魂です。彼らにとってあなたは人生のサウンドトラックなんです。このジャケットは大富豪がカントリークラブで自慢するために、クローゼットの中にしまっておくべきものではありません」