22年度スタートの高校新3科目をお金かけずに勉強する方法
センター試験が終わりましたが、昨年から大学入試に関するさまざまな問題が浮上しています。
2020年度からスタートする「大学入学共通テスト」では英語の民間試験活用が先送りされました。国語・数学の記述式の導入も見送られています。
ただ、振り回されるのは大学入学共通テストだけではありません。
「息子が『新学習指導要領』の実験台になるのでは……」と悪影響を恐れているのは、中村マリエさん(仮名・44歳)。
22年度から、高校生は「公共」「歴史総合」「地理総合」など、新しく勉強しなければならないことが増えます。
「息子はその時、高3になります。大学受験が迫っているので、悠長に待ってられません」(中村さん)
学校では、先生も新しい科目の教え方を熟知していません。その分、生徒たちは自主的に学ぶ必要に迫られます。
話題となっているのは18歳から選挙権が与えられたことにより、公民科に「公共」が新設され必修となることです。平等や憲法との関わり、社会保障など日頃から新聞を読んでおくことが大切です。読売中高生新聞は月850円、朝日小学生新聞は同1769円。中高生用のわかりやすい憲法や法律の本もシリーズで出ています。