子供には食べさせたくない 高カロリーな異性化糖入り菓子
この国は、遺伝子組み換え(GM)作物を使った食品には表示義務があるように見せかけて、なんだかんだと抜け道をいっぱいつくって、米国同様に表示しなくてもいいようになっている。
そんな中で、「GM」と表示されないが、子供たちに食べさせたくないのが異性化糖だ。異性化糖とは、GMトウモロコシから作られたコーンスターチを原料にした高カロリーの甘味料のことである。
子供たちが好きなお菓子の箱に書かれた原材料名を見ると、小麦粉などに次いで、植物油脂、果糖ぶどう糖液糖、デキストリン、でんぷん、タンパク加水分解物、調味料(アミノ酸)、乳化剤などと書かれている。実はこのほとんどがGM作物から作られている。
タンパク加水分解物と乳化剤はGM大豆から、それ以外はGMトウモロコシからだ。これほどたくさん使われているのに「遺伝子組み換え」と表記されていない。