髙橋裕樹
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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

新型コロナウイルスは日本中のスポーツジムを倒産させる?

公開日: 更新日:

 歴史的な広がりを見せている新型コロナウイルス。政府は、国立劇場などの施設の閉鎖や小中高の一斉休校を要請しました。卒業シーズンに小中高を休校にする判断をするほど、日本全体で感染拡大防止のため、不要不急の外出・接触を避けるべきとの注意喚起や対応が求められています。

 先日、千葉県内のスポーツジムで集団感染が発覚し騒然となりました。スポーツジムは清潔で、空気清浄機も設置され、湿度も保たれ、施設利用者も健康で、免疫力が高そうなイメージがあります。しかし、そのような施設ですらコロナウイルスの集団感染を招いてしまいました。もはや安全な施設などないといっても過言ではありません。

 不要不急の外出・接触の場といえるスポーツジムやフィットネスクラブ、屋内レジャー施設で今後、集団感染が発生した場合、施設管理者が損害賠償請求や刑事罰を受け、さらに企業倒産に至る可能性は非常に高いと言わざるを得ません。

 多くの施設では除菌を励行するなどのとりあえずの対応はしているでしょう。しかし、体調不良など感染を疑わせる利用者がいるのに、それを黙認・黙殺して漫然と経営を継続した施設で集団感染を招いた場合、利用者への安全配慮義務違反があるなどとして損害賠償請求を受ける可能性は十分にあり得ますし、死亡結果が生じた場合は、経営者が業務上過失致死罪という重い罪に問われる可能性もあります(当然、利用者にも相応の落ち度があるでしょう)。

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