シニアの断捨離 クローゼットを「3分の1」に減らす方法
外出自粛要請の期間に大掃除に励んだ方も多いことだろう。当然ながら、手を付けるのはクローゼットの洋服たちだ。
シニア世代のクローゼットには、なんとなく捨てられないサラリーマン時代のスーツやワイシャツ、ネクタイ、さらに若い頃着ていた革ジャンやジーンズなども眠っているはずだ。思い出に浸るのも結構だが、しょせんはタンスの肥やし。スペースを取るだけの洋服たちは思い切って処分すべき可燃ごみでしかない。
「まだ着られる服」「いつか着るかもしれない服」は、決して着ることはないと断言できる。なぜなら服には流行があり、定番に見えても必ず色柄やシルエットが時代に合わせて進化しているからだ。
シャツは身幅や袖筒の太さ、襟羽根の長さなど必ず変化している。青色のシャツひとつ取り上げても、青色の発色やトーンが時代ごと微妙に違っていたりする。さらに着る人も年を増して肌ツヤや髪色が変われば、似合う服も変わってくるため、数年前に着ていた服に袖を通すと、なんとなく違和感を覚えてしまうのだ。
■悩んだらゴミ袋で寝かせておく