個人情報があぶない!詐欺被害の入り口はこんなところにも
NTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」をめぐる預金の不正引き出しに続いて、ゆうちょ銀行の決済サービス「mijica」での不正引き出しが明らかになりました。いまだ全貌は明らかになっていないようですが、いずれも預金者の口座番号や暗証番号などの個人情報が何らかの形で流出したと考えられています。
「何でそんなことが起こるの?」
「スマホでしょっちゅう買い物しているけど大丈夫なのだろうか?」
読者の方々もそう感じたはずです。あわてて通帳記入をするために金融機関に足を運んだ人も多かったようです。IT社会のセキュリティーのもろさ、スマホの利便性に隠れたリスクを改めて痛感させられたのではないでしょうか。
近年多くの人はスマホにクレジットカード情報を登録し、オンラインで決済を行いますが、このときに入力した個人情報の盗み出しによる犯罪被害は後を絶ちません。たとえば、去年3月にはヤマダ電機が運営するオンラインストア「ヤマダウェブコム」「ヤマダモール」が不正アクセスの標的になりました。決済用のアプリが改ざんされ、約3万7000件のクレジット情報が流出し、一部不正利用の可能性があるとされています。