藤田崇義
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藤田崇義

1974年、京都市出身。中1で“乗り鉄”に開眼し日本中の鉄道を乗り歩く。高2のとき当時の“JR全線完乗”を達成。以後、海外の鉄道へ関心を移す。現在、国内鉄道全線完乗に挑戦中。

お得きっぷを利用!富士急行の京王初代5000系に揺られて

公開日: 更新日:

 2回目の緊急事態宣言が出て、再び遠出をしにくくなった。今回にも増して「県跨ぎ移動の自粛」が強くいわれた1回目の時は、明けたら訪れたい路線として銚子電鉄を取り上げたのを思い出す。

 この銚子電鉄をはじめ一畑電車、岳南電車、富士急行、わたらせ渓谷鉄道、高松琴平電鉄、伊予鉄道で活躍中なのが旧京王5000系で、3月には「京王初代5000系コラボ乗車券(1800円)」なる企画商品も登場した。関西育ちの私には愛着のある車両でもなかったので買わなかったが、あれから全国を巡るうち、期せずして全社を訪れる仕儀となった。今にして思えば、これを懐に忍ばせて出かけてもよかったかもしれぬ。

 このうち東京から行きやすいのは富士急行で、3月31日までの期間限定ながら「電車で巡る 富士急フリーきっぷ(2350円)」というお得きっぷも発売している。先日、大月駅でこれを求めてプラットホームへ入ると、運よくクリーム地に赤帯の京王色の電車が停まっていた。車内もそれほど手は加えられていないのであろう、KTR(京王帝都電鉄の略称)を入れたスピーカーもそのままで、当時を知る人には懐かしいだろうと思う。

 大月から富士山の威容を眺めつつ勾配を登ること約50分で、聞き慣れた唱歌の流れる富士山駅着。進行方向を変え、ジェットコースターの居並ぶ富士急ハイランドの次が終点河口湖で、山小屋風の駅舎には清潔なトイレもあり、1時間の乗車も心配ない。

 富士急行の看板列車といえば「富士山ビュー特急」「フジサン特急」だろうが、今は運休中である。甲府盆地に桃の花が咲き乱れる頃には、これらの特急や旧京王車を使って、河口湖へ足を延ばせるようになっていてほしい。

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