藤田崇義
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藤田崇義

1974年、京都市出身。中1で“乗り鉄”に開眼し日本中の鉄道を乗り歩く。高2のとき当時の“JR全線完乗”を達成。以後、海外の鉄道へ関心を移す。現在、国内鉄道全線完乗に挑戦中。

「埼玉県民の日」のフリー切符を利用して見頃の紅葉を満喫

公開日: 更新日:

 11月14日は「埼玉県民の日」なのだそうだ。

 秋も深まるこの時期、どこか近郊に外出できればと手頃なきっぷを物色していたところ、県内に路線を持つ鉄道各社がこぞってこの日にちなんだフリーきっぷを発行していることから、その存在を知った。

 例えば西武は480円、ニューシャトル430円、埼玉高速鉄道580円、つくばエクスプレスで2420円といった具合で、こんなにお得なら47都道府県の全てで同様の企画を催してほしい。

 私が選んだのは東武鉄道「埼玉県民の日フリー乗車券」480円で、前日のうちに池袋駅で買っておき、当日朝は有楽町線で和光市へ向かい、そこから普通運賃なら820円の寄居へと赴いた。

 さらにここで秩父鉄道「埼玉県民の日フリーきっぷ」1000円を購入する。これも普段の土日に販売するフリーきっぷが1470円だから大盤振舞いといってよく、一つしかない窓口にはたちまちのうちに行列ができる。

 寄居発10時15分の急行は3両編成で立ち客も出たが、景勝地長瀞で大勢が下車し、その先はゆうゆうと座って三峰口へ向かった。ありがたいことに鉄橋の辺りで減速してくれるので、落ち着いて見頃を迎えた紅葉を眺められた。

 せっかくのフリーきっぷだから、三峰口から2時間かけて東側の終点羽生まで乗り通し、ついでに行田市でも降りて、名物「フライ」(揚げ物ではなくクレープやお好み焼きのようなもの)を食す。

 お好み焼き・たこ焼き文化に育まれた関西人には、旅先で大人の味の粉モノに出会えるのは嬉しい。

 来年は「ゼリーフライ」(ゼリーが入っているのではなく、おからとジャガイモで作られた揚げ物)に挑戦するか、それとも別の鉄道沿線のB級グルメでおやつとするか、廃藩置県後150周年でのきっぷのラインナップを見て考えよう。

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