山本一力
著者のコラム一覧
山本一力作家

1948年、高知県生まれ。東京都立世田谷工業高校電子科卒業後、広告制作会社勤務等を経て97年「蒼龍」でオール読物新人賞を受賞。2002年「あかね空」で直木賞を受賞。「損料屋喜八郎始末控え」や「ジョン・マン」などシリーズ作品の他「欅しぐれ」「紅けむり」「千両かんばん」など著書多数。

【お題】投書欄の言葉遊び いまこそ日本語の美しさ再認識

公開日: 更新日:

 新聞の投書欄に目がとまった。家族で一定の時間、「カタカナ禁止」のルールで会話を続けるそうだ。うっかり「イメージ」などと口走ると、アウト。罰ゲームになるらしい。親世代はカタカナ語の強化、子供世代はカタカナ語を日本語に置き換える勉強になるという。コロナ禍にもいろいろなカタカナ語が登場した。その乱立は中高年にはつらいし、政治家の目くらましでの使用は困る。でも、グチっても始まらない。この家族のような前向きな工夫は、大いにありじゃないか。

  ◇  ◇  ◇

 時代小説作家を目指したのは、日本語の美しさに魅了されていたからだ。

 母国語の美しさ、表現の多彩さを、無神経にカタカナで汚してはならぬ。

 コロナ災禍がいままた、蔓延を始めている。

 新たな事態が生ずるたびに、先を競い日本語を壊す手合いが出てくる。

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