吉村府知事“飲食店イジメ”は逆効果 店名公表なら客殺到も
「いろんな呼びかけをしているところで、約30の事業者に文書通知をしている。府民には、こうした店を利用しないようお願いしたい。守ってもらえない店には、過料の手続きに入っていきたい」
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大阪府の吉村洋文知事は10日、府の要請に従わず、酒類を提供したり、午後8時以降も営業を続けている飲食店について、強硬手段に出る考えを示した。
改正特措法では、命令に応じなかった事業者に対し、30万円以下の過料を科すことができる。大阪府は要請を守っているか、飲食店を対象に「抜き打ち検査」を行い、すでに「要請破り」の33店舗に協力要請の文書を通知。今後、個別店舗への要請、調査、弁明の機会を与えるなどの手順を経た上で、命令を出し、違反を確認する。
大阪・新世界の串カツ店の店員がこう言う。