そこに昭和がある旅

親子2代続く氷屋（目白）氷柱を3本載せた父親のリヤカーを押して町内を回った少年時代

公開日：2021/06/30 06:00　更新日：2021/06/30 06:00

氷は1本135キロもある（2代目・外口文祥さん）（Ｃ）日刊ゲンダイ

　テレビ、洗濯機と並ぶ三種の神器のひとつ「電気冷蔵庫」が普及する以前は、氷式の冷蔵庫が一般的だった。氷は氷屋が各家庭に配達した。

「大きな氷柱を３本も載せた親父のリヤカーを、子ども時分はよく押しながら町内を回ったもんです。豆腐屋みたいに“氷屋さん”と声をかけられると、親父は…

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