きっかけは湾岸エリアのタワマン? 五輪後のマンション価格が下落する「3つの要因」
「湾岸エリア(都内)のマンションを購入したのは2年前です。ずっと躊躇していたのですが、在宅ワークが増えたので、会社までの通勤時間が1時間あっても負担は少なくなりました。子供が小学校に入学するタイミングで決断しました」と話すのは新井淳さん(49歳・仮名)。
ところが、東京オリンピックが終わり、価格が下がるのではないかと不安がっています。
実際、私も不動産会社から、「確かにコロナ禍が、湾岸エリアのマンションの販売を後押ししていました。選手村として利用した晴海フラッグは、リノベーションした後、2024年以降に居住が始まりますが、訴訟問題も抱えているし、この近辺は2~3割は価格が下がるでしょう。今、買うと高値をつかみます」と念を押されました。
テクニカル的にみると不動産価格は15~17年周期で動くといわれており、22~24年が暴落のタイミングにあたります。
下落する要因は3つあります。
①湾岸エリアのタワマンの下落がきっかけに!?