アベノマスク“首謀者”の元官邸官僚が「政策キーパーソン」にシレッと復権
安倍元首相の突然の退陣で昨年9月に菅政権が発足すると、佐伯氏も官邸を去り、出戻った経産省では行き場がなく干されていると報じられていたが、いつの間にかシレッと復権を果たしていた。
「昨年7月の人事で佐伯氏は商務・サービスグループの生物化学産業課長に就任しています。ワクチン生産や創薬ベンチャーなどに関わる部署で、コロナ禍では重要なポジションですよ。岸田政権が力を入れる今後の成長分野でもあります」(経産省関係者)
今月25日には、ノーベル賞学者の山中伸弥・京大iPS細胞研究所所長も運営諮問委員に名を連ねる一般社団法人「ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン」のオンラインイベントに登場予定。「政策キーパーソンと語ろう! ~vol.4 経済産業省 商務・サービスグループ 佐伯生物化学産業課長との60分間~」というシンポジウムだ。
佐伯氏は「政策キーパーソン」と持ち上げられ、政権をブン投げた安倍元首相も元気いっぱい。メディアに登場しては好き勝手なことを言っている。当事者は失策の責任を取らずにエラソーにし、そのツケは国民に押し付けられるとは腹立たしい。