米男性を襲った悲劇…自宅までわずか200mの場所で凍死
これを悲劇と言わずして何と言おうか。
米バージニア州中部のルイーザ郡で3日、暴風雪が吹き荒れた。同州に住むジェーコブ・ウェーリーさん(34)は車で自宅に戻る途中、積雪と視界の悪さから運転を断念。徒歩での帰宅を決めた。
公道を歩くよりも森を抜けた方が近道だったため、森の道を選択。だが気温は氷点下17度まで下がっており、途中でウェーリーさんは動けなくなった。積雪は35センチ。
帰宅しない夫を心配した妻は、ルイーザ保安官事務所に連絡。すぐに捜索隊が派遣されたが、ウェーリーさんを発見することはできなかった。凍死した姿でウェーリーさんが発見されたのは7日になってからのこと。死亡していたのは自宅からわずか200メートル離れた場所だった。
遺族は保安官事務所が十分な捜索を行わなかったと抗議デモを敢行。同事務所は「彼が亡くなったのは森林地帯の深い場所で当時捜索は無理だった」としている。
2歳の一人息子は何を思うか。